茶炭について
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045-961-0850
〒227-0031 神奈川県横浜市青葉区寺家町305
営業時間:10:00~16:00 / 定休日:土曜・日曜・祝祭日
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茶炭について
茶道の修練における心得
「茶室は即ち精神修養の大道場であり、茶道を嗜む者は天地中和の気を楽しみ、茶、水、炭の中和を得たる茶の真の風味に心中の塵埃を払い、臍下丹田を養うのが茶道の第一義」と言われますが、真の茶道に炭は欠かすことのできない重要な存在であります。また、その炭について古来より厳格に吟味された炭のみが茶席に用いられてまいりました。良質な茶の湯炭とは、炭質に焼き抜けがして渾厚なやわらかみがあり茶釜に接触することがあっても損傷を与える事がなく、炭火は穏やかで釜底を痛めることがありません。
炭火が穏やかであるが故に、松風の音も爽やかで湯の味を良好に保ち、茶の味を調え、香の気を助けるとも言われます。
茶の湯炭には製炭者(炭焼士)の人柄が表れて参ります。
炭窯にも、それぞれの性質を持ち、一窯一窯同じ作業を熟しつつも見ることの出来ない炭窯の中の狭い空間や炭の状態を煙や火の色を見ながら感覚を研ぎ澄まし、培った技術と経験の中で、推し量りながら自身の納得する茶の湯炭を完成させるのです。
くぬぎは熱分解し易く、炭質が硬く、形良く、くぬぎ炭の切り口には中心から外側に向かって放射線状に細かい割れ目があり、この割れ目が均一で菊の花のように綺麗になっていること等から茶道に用いられるのは作法を重んじる上でも、やはりくぬぎ黒炭であると言えます。
また、この美しい菊炭を作り上げるのには、高度な製炭技術が要求されるのです。
茶の湯炭の原料となる椚(くぬぎ)は本来外来種であり、
また、炭焼き士が「くぬぎ山」と呼ぶ雑木山は、
更に製炭の段階においても、
丸善では2011年より福島県をはじめ東北地方産木炭の取り扱い
大変恐縮ながら「茶の湯炭」の焼き上がり状況により、
何卒御理解の上、お早目の御予約・ご注文をお願い申し上げます。
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